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老化防止剤の各種溶剤に対する溶解性及び性能例

老化防止剤の各種溶剤に対する溶解性

 
メタノール
エタノール

エチル
エーテル

イソプロピル
アルコール
アセトン
メチル
エチルケトン
3C
×
6C
×
H
×
BA
×
AW
×
RD
×
WS
×
BHT
×
アルバ
×
MBP
×
EBP
×
 
ガソリン
ベンゼン
トルエン
二硫化炭素
四塩化炭素
クロロ
ホルム
n-ヘキサン
酢酸エチル
3C
6C
H
×
BA
×
 
AW
   
RD
WS
 
BHT
   
アルバ
×
   
MBP
 
         
EBP
 
         
◎:溶剤100mlに10g以上溶解。 
○:溶剤100mlに3~10g溶解。 
● :溶剤100mlに1~3g溶解。
△:溶剤100mlに0.1~1g溶解。
×:溶剤100mlに0.1g未満溶解または不溶。
*記載データは代表例であり、保証値を示したものではありません。

天然ゴム配合における老化防止剤の性能例

ムーニースコーチ
ML-125℃
初 期 物 性
Vm t 5 (min) Hs TB (MPa) EB (%)
アミン系 3C 15.5 20.6 58 26.5 550
6C 16.3 20.9 58 26.3 550
35 17.0 20.5 58 26.5 550
H 17.0 20.7 58 26.5 540
RD 16.0 23.5 58 26.3 540
BA 16.5 24.8 58 26.0 550
OD-3 17.5 24.7 58 26.2 540
DCD 17.0 23.8 58 25.9 540
フェノール系 BHT 16.5 20.1 58 25.7 550
EBP 17.0 19.8 58 25.8 550
ブランク 16.5 24.1 59 26.0 540
熱老化試験
100℃ ×120h
Demattia屈曲試験
成長;30Kc
オゾン試験
80pphm×40℃ ×5%
揮発汚染
※1
HS変化値 TB変化率 (%) EB変化率 (%) クラック長さ (mm) 発生時間 (h) 色差 (△E)
アミン系 3C 6 -51 -41 10.5 3 16.4
6C 5 -46 -40 11.9 3 11.2
35 5 -45 -40 12.0 3 2.0
H 4 -50 -38 14.4 1 7.3
RD 5 -40 -37 13.6 1 0.9
BA 5 -48 -44 9.6 0.5 6.0
OD-3 5 -44 -39 13.7 0.5 1.1
DCD 4 -48 -43 14.5 0.5 1.2
フェノール系 BHT 2 -53 -49 16.0 0.5 1.7
EBP 4 -47 -42 13.3 0.5 1.5
ブランク ±0 -62 -58 20.0 0.5 1.5
(配合)NR RSS#1:100、亜鉛華3号:5、ステアリン酸:1、FEFブラック:40,促進剤CZ:1.2、硫黄:2,老防:1.5〔phr〕(加硫条件)150℃×10分
※1ゴム試料をガラス筒に入れ白色アクリル塗装板で蓋をし130℃×24h熱処理する。
熱処理後の白色塗装板にサンシャインウェザーを24h照射し無処理の塗装板との色差を測定。
*記載データは代表例であり、保証値を示したものではありません。
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