ハイクロスBMI-Dは、ビスマレイミド系の架橋剤です。一般的にビスマレイミド系架橋剤は、物性の向上、天然ゴム加硫時のリバージョン(加硫戻り)
抑制、得られるゴムの耐熱性向上を目的として用いられております。しかし、耐熱性の向上を目的とした場合には、架橋剤と共に老化防止剤を併用することが一般的です。
ハイクロスBMI-Dは、従来のビスマレイミド系架橋剤と同様に物性の向上、リバージョン抑制効果があり、更に老化防止剤としての機能を有する新しいタイプの架橋剤です。
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4,4'-ビスマレイミドジフェニルアミン
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既存化学物質名簿番号: | 登録なし(化審法) |
| 登録なし(安衛法) |
CAS No : | 363603-10-5 |
外 観 : | 黄褐色粉末 |
融 点 : | 262~269℃ |
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- あらゆるゴムに対して1~5phr添加することで、架橋剤として効果を発揮します。
- 天然ゴムで発生するリバージョンの抑制効果が期待できます。
- 過酸化物架橋に使用することで圧縮歪性を向上させることが期待できます。
- 過酸化物架橋に老化防止剤を使用することで起こる加硫阻害が無く、耐熱性の向上が期待できます。
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別途、サンプル、試験データ等ご用意しておりますのでお問い合わせください。 |
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